School Album

2020.05.12

~私の思い出の1ページ~ vol.松井希代恵

 「私の初舞台」

私の思い出の初舞台は3つあります。初舞台なのになぜ3つ?と思われますよね?

まず1つ目は「お山の杉の子」。私自身小学2年生の時の初舞台です。板付ポーズから

始まり…♫むかし むかし そのむかし〜♫その次に私がポーズを変えるのです。

そのポーズやドキドキしたその瞬間まで、今でもしっかりと覚えています。

当時は先生から練習用テープをもらうこと等ありませんから、母がオルガンで曲を弾いて

くれて練習したものです。短パンに半袖上着というシンプルな⁈衣装でしたが、大人に

なってもずっと大切にタンスにしまってありました。

2つ目は「星の子ペンキー」という曲で、私がまだ学生の頃、初めて指導のお手伝いを

させていただいた踊りです。少しばかりのお手伝いでしたが、本番で一生懸命に初舞台を

つとめる子どもたちを見て、涙があふれました。今、思うと、この日の感動が踊りの指導者

となった元になっているのかもしれません。そして裏で支え、横で見守ってくれる人がいて

舞台が出来る…そんな舞台を作り上げる事の素晴らしさも、この時に感じることができた

のではないかと思います。

3つ目は「太陽の下で…」という曲で、我が娘の3歳の初舞台です。

小さな椅子を使う踊りで、その後ろに隠れて踊り出すのを待つうちに寝てしまったり、

椅子の上に登ることが怖くてできなかったり…と本当に本番を迎えられるか心配でしたが、

美規先生にサポート役として出演していただいて、なんとか舞台をふめました。この時は

感動というより、ドキドキハラハラでしたね。でも本番では本人、ニコニコと嬉しそうに

踊ったのでホッとして…こんな経験のあるお母さんもいらっしゃいますよね。

このように振り返ってみると、舞台というのは踊るみんな、指導してくださる先生方、

お母さん方や応援してくださる方などの思いが集まって作り上げられるものだと改めて

感じます。

これからも、この歯車をしっかり噛み合わせて素敵な感動のステージを目指してみんなで

頑張っていきましょう!

誰もが持っている最初の気持ちを大切にしながら…

旧高岡スタジオにて Aクラスレッスン